絶対に見ておきたい! ムルシアのセマナサンタ その1 DOMINGO DE RAMOS

こんにちは!

こちらではいよいよセマナサンタが始まりました。

毎年、小さいながらもアンダルシアスタイルの

セマナサンタを満喫していましたが

今年はムルシア😀


考えてみると、
日本で全国で同じお祭りをすることってありましたっけ?
😐
思い浮かばない😅

それはさておき。

何か違ったりするのかなーなんて思っていたのですが

意外と言ってはなんですが

ムルシアのセマナサンタってスペインでは結構有名らしいんです!

ほほぉー。



なぜかというと・・・

前ブログから読んでいただいている方はご存知かもしれませんが

セマナサンタの時に出されるパソという山車がポイントです。





すんごい狭いところで見ていたので

すみません、写真がクオリティー低すぎですけど💦

聖ペドロです。

どうですか?


この団体のパソだけではなく

たくさんの団体で

ムルシア出身の18世紀の有名な彫刻家フランシスコ・サルシージョ(サルシーリョ)を始め、

👀Francisco Salzillo(英語版)

有名な彫刻家の作品になっています。



このパソはサルシージョ作で「ペドロの後悔」という名前です。



あの、イエスがペドロに鶏が二度鳴く前にあなたは三度私を否定する、

というやつですね。


この何とも切ない表情や今にも動き出しそうな感じが


キリストの受難、処刑そして復活までを再現する

セマナサンタというものを

一層神聖で厳かなものにしている気がします。








このパソは
キリストと、前にいるのはマグダラのマリアだそうです。




子供たちと。

これは比較的新しいパソで、2009年です。


パソを支える人たちは

以前はパソの下の部分は布で全部覆われていて


させる人たちは外をみることができないようになっていたのですが

ムルシアではそのスタイルではないよう。





そして手に持っている杖のようなものも、

カディス方面では杖のような大きさと長さのろうそくだったのですが

こちらは街灯のような見た目。



それから大事なこと。

みなさまお気づきかしら😏


お腹周りがみんなぼってりしていませんか??


これ、

パソを担いでる人たちもみんなぼってりしてるんですよ。


何でだろうなぁって思っていたんですけど



まさかの、

お腹の中はキャンディーとかお菓子の詰め合わせの袋がたっぷりはいってるの! 

そしてそれを子供たちとかに配る!!!!


なので子供たちは皆一様に買い物袋などを持っていて

通り過ぎる行列の人たちに手を出して「ちょうだい」の合図・・


クリスマスの東方三賢者のパレードみたい!!

でもね、

違うのは

お腹から出して花咲か爺さんのようにわさーーーっと撒き散らすのではありません。


この人にあげよう!

って思った人だけにあげるようですよ。


私の横には子供たちが見ていて手を出していたんですけど

何人かの方が

私の前にすーっときて

子供たちが物欲しげに見ている中

はいっ

って渡してくれるんです😅


こういうの。

人によって中身が違うんです。

ゆで卵とかもあったみたい😆

単にお菓子をあげるというよりは

いいことがあるようにあげるとか、

愛を分け合うとかそう言った意味合いがどうもあるような気がします。
(正しいかどうかはわかりませんけど。今度ムルシア人に聞いて見ます)

もち投げみたいな?(ちょっと違うかw)



渡してくれるときは1袋じゃなくって2、3袋くれるので

隣の子供におっそわけしたりして💕

そして隣や近くにいた人がもらったときは

たくさんもらったからどうぞってくれたり。

なんかすごいあったかいムルシアのセマナサンタです。



贖罪のパソです。

1817年作。



福音史家のヨハネ。

スペイン語ではSAN JUAN EVANGELISTA

といいます。

フアンさん。



裸足で歩いている方もいますね。


聖母マリアの悲しみの像です。

サルシージョ作。1756年。




チクラナとは違うなぁと思ったのが
(まあ、小さな町なのでくらべたらいかんけど)


警察やスペイン軍の方も参加しての行列なんですねぇ。




磔にされたキリストのパソ。


サルシージョ作、1755年。






すみません、この時間はもう暗くって(汗)

女性の正装ですね。

(みえないよね、ごめんねー😅😅)

動画も撮影してきたので

短く編集してアップしたいなーと思います。



(この前の蚤の市の動画も

たくさんの方に見ていただいてありがとうございます😊)



ちょっと面倒だったことがあって

大聖堂の前の広場の入り口あたりで見ていたんですが

結構狭い通りなんですね。

でも、

その狭い通りに椅子がだーっと並べられていて

座って見たい人は座って見ていいんです。

後から集金の人がくるのでその人にお金を払うシステムみたい。


椅子があるものだから

もうぎゅうぎゅう。

椅子と、私みたいに立って見てる人と

そこを通行しようとする人と・・・で



この狭いとこに椅子はいらないんじゃ?

とか思いましたけど😆

でも、市の収入源の一つなんでしょうね😙


こういう状態なので

うっかり通りの奥に入ってしまうと

行列が通り過ぎてしまうまで(2時間くらいあります)

他のところへ動きづらくなってしまうんですね。



動くときはかなり無理やり

すみません

っていいながら人を軽く押すような感じで進んでいかなくてはいけません。


なので

最後まで行列を見れないなーっていう方は

通りの入り口とか、

小さな通りとの交差するあたりとか

大通りを通過するのを見るなど

されるといいかなと思います。


月曜は猫殿がちょっと様子がおかしかったので

病院に連れて行っていたので

見ることができませんでいしたが、

今日はいけそうな感じ!


セマナサンタ一色になるかもしれませんが

しばらくお付き合いいただけたら嬉しいです!


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2 comentarios :

  1. Anónimo4/11/2017

    スペインのセマナサンタは全国的ですごいですよね。(日本で言う盆踊りみたいな・・全然違うけど、盆踊りはけっこうどこでも開催されていません?)
    初めてスペインのマリア様を見た時、その美しさに感動しました。涙が出てるところも。
    とても精巧に出来ていて、もはや芸術ですよね。
    こちらも一応キリスト教の国ですが、国が新しいので教会の建物にしても(ごく普通のビルだったり)、マリア像にしてもすご簡単な物で、あんまり有り難味がありません(あ、マリア様がいない教会も多いです。キリスト様だけ)
    やっぱりヨーロッパは何でも美しいと思います。地震で壊れたりしないこともあるだろうし。

    最近スペインにいた頃のブログを見てみたら、お出かけの記事はほとんど書いてなかったです。マラガのセマナサンタも行ったんですけどね。写真がもうこのPCに入ってないから、探して掘り起こしてちょっと書いてみようかな・・懐かしいです。

    猫殿は大丈夫でしたか?May

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    Respuestas
    1. 盆踊り、そうですねー!
      宗教的な感じだと、やっぱり全国同じのってのは日本は少ない気がします。

      そちらはヨーロッパのように古いものはないかもしれませんが、
      でもその分宗教に関係した悲しい歴史も
      ヨーロッパに比べたら少ないかもしれないですね。
      これだけたくさんの信者さんがいる宗教でも
      聖人とかそういう人の記事をよんだりすると
      人というものはこんなにも残酷になれたり、こんなにも神のようになれたりもするんだなぁと
      キリストがされたこともそうですが、
      思わずにいられないです。自分の中にもその2面性があるなと。
      優しい人でありたいと、セマナサンタの時期になるといつも思います(笑)

      マラガも、確かセマナサンタ有名だったと思います。
      ぜひ、見つけたらシェアしてくださいね!

      猫殿、ありがとうございます。
      とりあえず大丈夫そうですがまた来週検査に行く予定です。
      もう高齢ですが、まだまだ元気でいてくれると思います!

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