ムルシアの観光を検索すると出てくる場所の一つ、
モンテアグド城に行ってきました。
普通に、イスラム時代のお城の跡だと思うのですが
どうしてここが特別なのかというと
お城の上に両手を広げた大きなキリストの像があるからなのです。
そう。
ブラジルみたいな。
確かね、
１５０メートル弱くらいの高さに立ってるんだと聞きました。
このキリスト像、
結構遠くからでも見えて
何とも言えない
このシルエットは
引越しをしている車の中からも見えたので
ぜひぜひ行ってみたいと思った場所なんです。
行ってみると
村というか、平地に集落があって
その中にどんっとこの山があるんですね。
なので山の中に分け入って登らなければいけないわけでもなく、
ムルシアの中心地からも車で３０分かからないくらいでいけるんじゃないかなぁ。
教会の横から坂道と階段を登っていくと
お城の下に広場がありました。
登りに来たのか、１０人くらいの人たちが
やんや言いながら
食べたり飲んだりしてました（笑）
キリスト像の真下まで行けるというので
階段を登っていくことに。
手すりも何もないです。
高所恐怖症なわけではなかったのですが、
年々、高いところが苦手になりつつあります。
あし、ブルブル勝手になるんですよねぇ。
階段をちょっと登ると
すぐに平坦になり、
また手すりなし。
落ちたら痛いよね、の恐怖心が
高いところでドキドキさせる理由でしょうか。
これだけ幅があるから
落ちるわけないんだけど、
アァッ
とかなってよろよろってなったら？
とか心の底で思ってるんだろうな。
高いところ、というより
多分痛いのがすごく怖いんだな、私って。
とか妙に分析したりしながら歩いてたら
何と
行き止まり！！！
先へと続く階段は
柵が作られ、
扉があったけど
開けられないように頑丈に鎖とロックがしてありました。
えー。
ガイドがいないといけないんだろうか・・
とか言いながら
仕方ないのでまた引き返すことに。
でも眺めはとっても綺麗。
ムルシアってなんか盆地っぽくなってるのかなぁ。
周りは山でその平野部分が町って感じ。
行きはヨイヨイ、帰りは怖い。
だから階段が急すぎだってば。
階段の横に
鉄の柵で囲ってある部分があって
柵から覗いてみると
あな。
しかもすごく深そうです。
ってことは。
お城だから
やっぱり地下にもなんかあったりするんでしょうかね。
（後であるブログで読んだんですけど、
この穴、昔は死んだ人を捨ててたってー！←ほんとかどうかはわかりませんけど！）
がっかりしながらお城を後にして
すぐ下に博物館があったので入ってみることに。
この辺りの集落の歴史を年代ごとに色々展示してありました。
入ってすぐには
ローマ時代の文字が刻まれた石碑のかけらが。
あとは、どこの博物館でもみられるような
そいういうものの展示物だったのですが
これ。
ツボの横にシュールなやつが。
飾り？
この半開きの口と丸っこいフォルムが気になりました。
人ではなさそうなので
この時代に生きていた生き物をかたどったものでしょうか。
わざわざ飾りにするくらいですから（飾りかどうかもわからんけど）
作者はきっとその生き物を気に入っていたんでしょう。
ってことは
ペット的な？
（半開きの口の生き物に首輪をしてる図が浮かぶ）
・・・
け、
毛があったら可愛いかもしれませんね。
一体この子が何なのか、想像は尽きませんが。
そしてもう１個。
上からぶら下げてあったし
中は空洞っぽいので
風鈴のように音を鳴らして使うものではないか・・・
と思うのですが。
違うかなぁ・・
でも・・・じっと見てたら、
え。
足だよね？
どうみても、
ぶら下がってるの
足だよね？
何回見ても唐傘小僧が思い浮かぶんだけどー。
まさかここに来て妖怪はない、ない（笑）
あ、足じゃないのかなぁ。。。。
この２点が気になりました。
博物館の人にキリスト像まで登れないのか聞いて見たら、
老朽化が進んでいて危険なので
はいれないんだそうです。
復旧作業はされないのかしら、って聞いたら
今のところその予定はないって言ってまいした。
残念。
整備したら観光スポットとしても良さそうなのに
何でムルシアは放置してるだろうな。
博物館を出ると
にゃん氏が。
手をくるっとしてるのが可愛い。
キリスト像やその下あたりのお城の様子はこちらのブログにたくさんの写真があります。
スペイン語ですが写真がいっぱいあるので興味のある方は覗いて見てくださいね。
☆ Lugares Olvidados
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■今回のスポット
Castillo de Monteagudo
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